19年前、ニコちゃん登場!
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19年前の2005年5月6日、ニコちゃん登場!
出勤途中、ゴミ出しをしてそのまま駅に向かうとした矢先、「ニャオー!」と早朝の住宅街に響き渡る猫の声。
「いったい何?」
声のする方へ駆け寄ると、声の猛々しさとはあまりに違う小さな子猫。
私の足元にスリスリと寄ってきて、小首をかしげて頭をゴシゴシ。
あまりにも人懐こいので飼い猫かなと思って見ると、毛は薄汚れていて、片目が完全に無い!
これは大変!
抱き上げて自宅へ引き返し、たまたまその日在宅だった夫に、「はい、子猫!」と手渡し、私はそのまま職場へ。
その当時、わが家には既に3匹の猫がいて、そのうちの1匹は保護した当初から全盲。
なので、片目が開いているだけでも「なんだか逞しいなぁ」と、妙に感心したのを思い出します。
その後、モリモリ食べてよく眠り、ダイエットが必要なほど太って、夫のことが大好きだったニコちゃん。
先住猫やその後にやってきた猫たち(最終的に全部で6匹)と仲良く過ごし、茅ケ崎に越してきてからも、相変わらずの能天気ぶりを発揮して、夫の母からも愛されたニコちゃん。
ニコちゃんの名前をもらった店を開業してからは、店長として見守っていてくれたニコちゃん。
まさかのワンちゃん達との交流も体験して、お客様に愛されながら、去年9月、大好きな夫のもとに旅立ってしまったニコちゃん。
18年間ありがとう!